デュアルSIMの使い方|eSIMと物理SIMの組み合わせ
デュアルSIMの使い方を、eSIMと物理SIMの組み合わせ方から整理します。2回線を使うメリット、iPhoneでデータ通信は同時に1回線だけという仕組み、始める前の注意点を説明します。
デュアルSIMの使い方は、1台のスマホに、2つの回線を入れて、用途で使い分けることです。たとえば、通話用とデータ用を分ける、メインの回線とは別に、安い回線を持つ、といった使い方ができます。
最近は、物理のSIMカードと、eSIMを組み合わせる形が一般的です。この記事では、Appleの公式の案内にもとづいて、デュアルSIMの仕組み、メリット、始める前の注意点を説明します。機種ごとの対応は、メーカーの公式ページで確認してください。
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※2026年10月7日時点の公式サイト・公式発表にもとづいて作成しています。
デュアルSIMの使い方の基本|2回線の仕組み
デュアルSIMとは、1台のスマホで、2つの電話番号を同時に待ち受けられる仕組みです。Appleの公式の案内では、2つの番号の両方で、通話とメッセージの送受信ができます。ただし、通話中は、もう片方の番号への着信は、留守番電話に転送されます(キャリアで留守番電話を設定している場合。Wi-Fi通話を使える場合を除きます)。
項目 | 内容 |
|---|---|
通話・メッセージ | 2つの番号で受けられる。通話中は、もう片方の着信は、留守番電話を設定していれば転送される |
データ通信 | iPhoneでは、同時に使えるのは1回線。どちらの回線で通信するかを選ぶ |
デフォルトの回線 | 連絡先にない相手への発信に使う回線を決められる |
連絡先ごとの設定 | 相手によって、使う回線を指定できる |
Appleの公式の案内では、iPhoneは、一度に使えるモバイルデータ通信のネットワークは1つです。もう片方の回線は、通話や、メッセージの待ち受けに使います。ただし、通話中は、もう片方の回線への着信は、留守番電話に転送されます(キャリアで留守番電話を設定している場合。Wi-Fi通話を使える場合を除きます)。データ通信の回線は、設定で切り替えられます。また、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにすると、音声専用の回線で通話中に、その回線でもデータ通信を使えるようになります。
eSIMと物理SIMを併用するデュアルSIMの組み合わせ
デュアルSIMは、SIMの種類で、いくつかの組み合わせがあります。eSIMは、SIMカードを差し込まず、スマホに、回線の情報を書き込んで使う仕組みです。
組み合わせ | 特徴 |
|---|---|
物理SIM+eSIM | 最も一般的。今の回線を残して、eSIMを追加できる |
物理SIM+物理SIM | SIMカードを2枚入れる。対応する機種に限る |
eSIM+eSIM | 対応する機種に限る。機種で、同時に使える数は違う |
対応する機種や、同時に使える数は、機種で違います。Appleの公式の案内では、iPhone XS、XS Max、XR以降の機種で、eSIMを使ったデュアルSIMが使え、iPhone 13以降の機種では、2つのeSIMを使うデュアルSIMにも対応するとされています。Androidの場合は、メーカーや機種ごとの案内を確認してください。eSIMの基本は、eSIMとは?で説明しています。
デュアルSIMのメリットと向いている人
- 通話とデータを分けられる:通話は使い慣れた回線、データは安い回線、といった使い分けができます。
- 仕事とプライベートを分けられる:1台で、2つの番号を持てます。
- 電波の予備になる:通話中に、音声専用の回線でもデータ通信を使える設定があります。
- 旅行や出張で使える:海外では、現地の回線を追加する方法もあります。海外ローミングの注意点で説明しています。
- 料金を抑えやすい:必要な回線だけを、組み合わせて持てます。
回線ごとの月額料金は、契約で、かかります。2回線の合計が、本当に安くなるかは、使い方次第です。通信費の考え方は、通信費を下げる方法も参考にしてください。
デュアルSIMを始める前の注意点
- SIMロック:Appleの公式の案内では、2つの回線の会社が違う場合、スマホのSIMロックが解除されている必要があります。SIMロック解除の方法で確認してください。
- eSIMに対応した回線か:契約する会社が、eSIMに対応しているか、公式で確認します。
- 通話の方法:2回線の通話料の違いと、通話のオプションを確認します。通話オプションの選び方が参考になります。
- データ通信の回線を選ぶ:どちらの回線を、データ通信に使うか、設定で決めます。
- 電話番号の通知:発信するとき、どちらの番号が相手に見えるかを、確認します。
設定の画面や、名前は、機種やOSのバージョンで違います。手順は、メーカーと、契約する会社の公式ページを確認してください。
使い始めの設定では、まず、2つの回線に、分かりやすい名前を付けておくと便利です。「仕事」「個人」など、用途が分かる名前にすると、発信や通信の回線を選ぶときに、迷いません。
通話とデータの分担を決めておくことも、大切です。たとえば、電話は普段の番号、データ通信は料金の安い回線に任せる、といった形です。設定を変えたあとは、実際に発信とデータ通信を試して、意図した回線が使われているかを確認しましょう。
デュアルSIMのよくある質問
デュアルSIMで、2つの回線のデータ通信を同時に使えますか?
Appleの公式の案内では、iPhoneは一度に1つのモバイルデータ通信のネットワークを使います。2回線を平常時に同時にデータ通信に使うことは、できません。なお、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにすると、音声専用の回線で通話中に、その回線でもデータ通信を使えるようになります。
デュアルSIMにすると、電話番号は2つになりますか?
なります。2つの番号で、通話とメッセージを受けられます。
eSIMだけで、デュアルSIMにできますか?
機種によります。Appleの公式の案内では、iPhone 13以降の機種で、2つのeSIMを使うデュアルSIMに対応しています。Androidは、メーカーの公式ページで確認してください。
今の回線を解約せずに、eSIMを追加できますか?
追加できます。今のSIMカードの回線を残して、eSIMを足す形が一般的です。ただし、eSIMに対応した会社で契約する必要があります。
デュアルSIMで、月額料金は2倍になりますか?
回線ごとに、月額料金がかかります。小さい容量のプランを選べば、合計を抑えられる場合もあります。各社の公式サイトで、料金を確認してください。
2回線のうち、片方だけ圏外になることはありますか?
あります。会社ごとにエリアが違うため、場所で、片方だけ圏外になることがあります。電波の対処は、スマホの電波が悪いときの対処で説明しています。
海外旅行のときに、デュアルSIMは便利ですか?
現地の回線を、eSIMで追加する方法があります。普段の番号は残したまま、データ通信だけを、現地の回線にできる場合があります。
デュアルSIMのデメリットは、ありますか?
設定が、やや複雑になります。人によっては、バッテリーの減りが気になることもあります。また、スマホを紛失したときは、2回線とも対応が必要です。スマホを紛失したときの対処も確認してください。
2回線を持つと、請求や契約の管理も2つになります。契約している会社、プランの名前、支払いの日を、メモにまとめておくと便利です。乗り換えや解約をするときも、どちらの回線のことか、迷わずに済みます。
また、バッテリーの減りが気になる場合は、使っていない回線の設定を、見直してみてください。不要な通知や、バックグラウンドの通信を減らすことも、助けになります。
まとめ|デュアルSIMは用途を決めて組み合わせる
デュアルSIMは、1台のスマホで2回線を使い分ける方法です。通話とデータの分担、仕事とプライベートの分離、電波の予備など、目的を決めてから始めましょう。
iPhoneでは、データ通信は同時に1回線だけという仕組みを、覚えておくと安心です。SIMロックと、eSIM対応の確認も、忘れないようにしましょう。
出典・参考リンク
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